●米国債金利、株式を確認する…株式市場の展望支持線は抵抗線

おはようございます

今日は株式市場の展望について見ていくことにしましょう。

3月初め、指数と種目の流れが良くない様子を見せていますが…。

なかでも米国のナスダックがどんどん急落し、「今が頂点ではないか」という懸念が出ています。

このような状況の中で、現在の私たちの市場を考察する時間を持ちたいと思います。

まず、今考えるべき好材料と悪材料について一緒に見てみましょう。

第一に思い浮かぶ証券市場に対する好材料は断然コロナワクチンでしょう。

2020年には治療剤とワクチンが開発されるという話は聞こえず、患者の数だけ急激に増加していますが、いつの間にかワクチンが開発され、ヨーロッパとアメリカはもちろん、韓国でも接種が始まりました。

特にヨーロッパではワクチン接種後、確定患者の増加スピードが著しく低下しており、ワクチンの効力に対して信頼を持つようになりました。

こうして世界的にパンダミックをもたらしたコロナがワクチンによって終息できたら交流が活発になり、たまに証券市場が安定期を取り戻すのではないかと思います。

次に考えるのは米国債金利の株式です。

皆さんご存知だと思いますが金利が高いほど銀行にお金を預けるのが得です。

しかし、アメリカでは証券市場の上昇を助けるために金利を引き続き下げようとしており、これはすぐ株式市場にお金が投入されるということを意味します。

もちろん不動産、そして最近は仮想通貨など無条件にお金が入ってくるわけではありませんが、アメリカの資本は私たちの想像を超えているため、このように金利の上昇を抑制する場合には韓国の市場にも良い方向をもたらすのではないかと思います。

また、バイデンが大統領に当選したことで、約2000兆を超える規模の浮揚策を実施しようとしているところであり、これが通過さえすれば、米国だけでも2000兆ウォンの資金が放出されるという話で、これによって物価の上昇とともに株価も必然的に上昇することになります。

反対に、考えられる悪材料について見ていくことにしましょう。

それがまさに現在のコスピとコスダックの位置だと言えます。

どういう意味かというと、株を売る方なら支持線抵抗線という用語が分かるでしょう。

現在、総合株価指数（コスピ）は3000ポイント前後、コスダックは900ポイント前半でかろうじて持ちこたえている様子ですが、ここで支持を得ていれば上昇は当然でしょうが、もし下落した後、次の支持線が非常に下にあるだけに、全ての銘柄が軒並み下落することもありうる状況と見られます。

それでも、昨年3月や4月頃、あるいは事前に投資していた方はすでに収益が多く、そこにすでに得た収益が多いので大丈夫だとしても、昨年末や今年初めなど、最近投資した方はピークに達した状況になりかねないということです。

コロナのせいで景気がかなり低迷しているはずなのに、指数はむしろコロナ発生前よりも高いのは非正常な状況でもあります。

ですから現在、高評価されているという見方も理解できるのです。

それに米国債金利が上昇することも、対外的な悪材料に働くことがあります。

現在ナスダックが下落している理由がまさにこれであるだけに、流動性回収という単語がニュースに登場する時点がいつなのかを総合的に分析しながら売買戦略を立てるべき時期だと思います。

もし、コスピとコスダックが現在の位置を支持すれば、さらに上方を眺めることができ、急激に崩壊したり、上に触れたニュースが登場すれば、その時は下落に備えなければなりませんね。

このように現在の状況と展望などを見てみました。

いくら強い上昇相場とはいえ下落する銘柄もあり、その逆に下落相場でも上昇したり、さらにはストップ高を記録する銘柄もあるのがここです。

それだけ指数も重要ですが、もっと重要なのは私が選んだ種目ということです。

結局、市場を分析し、そこにどんな種目が低評価されているのかを探し、その中でも毎年今よりもっと成長できる企業を選ぶ必要があります。

そういった銘柄がチャート上にアップする準備ができていれば、それ以上望むことはないでしょう。

そのように売買すれば市場が良い時はもっと儲け、悪い時は一定部分の収益を得ることができると思います。

実際にそのような収益を専門家は出しており、一人で売買して損失を出している方なら一度専門家と一緒に売買してみてはいかがでしょうか。